琉は素直に言えない。
でもそう言われた私の顔はきっと赤い。
「い、行くぞ。」
琉は顔を赤くし私の顔を見ず言うと私の手を引き更衣室を出る。
喜美子さんの言う通りなのかな。
琉はドキッとしたのかなぁ…。
琉もカッコイイかも…
なんか筋肉意外にあるし。
私もドキッとしないわけじゃない。
「あ、来た来た!!」
浜辺に出ると喜美子さんに私達は呼ばれる。
私と琉は喜美子さん達の所へ。
「二人とも顔赤いわよ?」
「「……え?」」
喜美子さんに言われると私達の声が重なる。
二人とも顔が赤いなんておかしいや。
「う、うるせぇよ。」
琉は喜美子さんに言う。
すると
「琉様カッコイイですよ。瑞穂さんは可愛らしいですし。」
川端さんは笑って言う。
川端さんやはり優しいなぁ。
「ありがとうございます。」
私は川端さんに言う。
「川端サンキューな!」
琉も笑って言う。
すると
「川端さん素敵よね!」
喜美子さんが笑って言った。
……え……
「喜美子さんもとても素敵ですって。」
お、なんかいい雰囲気。
私と琉は褒め合いとかあまりしないけど…
素直になれないからかな。
すると
「瑞穂、来い。」
「へ?」
琉は突然私の手を引いた。
り、琉?
琉は二人から離れた場所へ向かう。
な、何…?
二人から離れた浜辺に行くと海に入る。
………え……
海に入ると琉は呆然としてる私と向かい合う。
「川端、瑞穂の事可愛らしい言った。」
「へ?」
琉は私の手を掴み私を真っ直ぐ見つめて言う。
「でも川端さんは喜美子さんを結構褒めてたし…」
「なんか悔しいんだよ。俺、素直にお前褒められないから。」
「へ?」
それは私もだよ?
琉に何も言えてないよ?


