「じゃあ後でー。」
「後でな!」
更衣室で琉と川端さんと別れた。
私と喜美子さんは女子更衣室へ入った。
だけどそこで事件が。
「えー!?」
袋から出て来たのは黒地に花柄のビキニ。
「あ、あの喜美子さん?」
「瑞穂ちゃんスタイル悪くないし色気を見せなきゃね!琉に。」
喜美子さんは笑って言う。
や、やだぁ!
ビキニ着た事ない。
は、恥ずかしいよ。
露出なんて無理無理!
「ほらほら、着替えて。」
「え…」
どうしよう!
こ、こんなのー。
でも…
「瑞穂ちゃん、着ないとどうなるかわかるかな?」
喜美子さんは笑って言う。
う…なんだかんだで喜美子さんも琉と同じ!?
あー…やばい!!
〈ガチャ〉
「お待たせー。」
喜美子さんは着替え終わると先に琉達の所へ。
因みに私はというと…
「絶対無理。」
更衣室から出られない。
私はタオルに包まり更衣室の隅でしゃがみ込む。
一応着替えたんだけどさ。
こ、こんなの着るの初めてだし。
恥ずかしすぎる。
あー、やだやだ。
だけど
「何してんの?」
―――ドキッ。
琉が入って来た。
な、なんで琉来るの!?
「ばあさんに聞いた。なんで着替えたのに出ないわけ?」
琉はそう言うと私の前にしゃがみ聞く。
「だ、だって…」
恥ずかしいんだよー。
琉にはわからないかもしれないけど。
すると
――バッ。
………!!
琉にいきなりタオルを取り上げられた。
な、なっ…
「何恥ずかしがるんだ?お前。アホか?」
「なっ…」
だけど
「可愛いと思わなくはない。」
琉は顔を赤くし小声で私に言った。
……えっ!?琉!?


