結局…私はこの部屋に行く事に。
「よし、荷物置いたな。行くぞ、海に。」
「え!?」
「昼まで時間あるし。」
琉は右腕につけた腕時計を見ながら言う。
「え?水着は?」
「ばあさんが外で待ってるからそこでもらえ。」
どんな水着なんだろ…。
ビキニとか正直好きじゃないんだけどな…。
私と琉は手ぶらでホテルを出た。
あー…今日は疲れるかも。
「瑞穂ちゃん、琉〜」
ホテルを出ると浜辺で喜美子さんが私達を呼んだ。
喜美子さんの隣には…
………あ……
か、川端さん!?
しかも今日はスーツでなく私服だから半袖のTシャツにハーフパンツにビーチサンダル。
川端さんはにこにこ。
喜美子さんと上手くいってるのかな?
私達は二人の元に向かう。
「……はい。」
喜美子さんは水着の入ったを私と琉にそれぞれ渡す。
「ありがとうございます。」
「更衣室はあそこだから。」
喜美子さんは更衣室を指さす。
あー…あそこか。
更衣室は浜辺に建っている小さい小屋みたい。
「私達も泳ぐわよ。」
「え!?」
喜美子さんと川端さんも!?
「元気だな、ジジイとババアのくせに!」
琉は笑って言う。
すると喜美子さんは琉を殴った。
「痛いなぁ…ばあさん。」
「ジジイとババアは禁句よ。」
喜美子さんは琉に言う。
琉は本当イヤミばっか言うんだから…。
「ほら、行くわよ。」
喜美子さんはそう言うと先に川端さんと更衣室に向かった。
私達も後ろから行く。
「瑞穂、俺の水着姿見て鼻血出すなよ?」
琉は笑って私に言う。
「絶対出さないもん。」
「俺も絶対でないな!瑞穂色気ないし。」
「琉うざ!」
私が言うと琉は笑った。


