飛行機が着くまでは私は爆睡。
気がついたら琉の肩に寄りかかって寝てたんだ。
だから
―――出発から一時間くらいして――
――ゴンッ。
「………ったぁ…」
琉に叩いて起こされた。
「着いたぞ?バカ女。」
「………え?」
私は琉から離れ窓の外を見た。
………あ……
見えたのは綺麗な海…。
どこ……?
てか、こんな所に…。
「行くぞ?ネボスケ。」
「………え?」
琉はまだ寝ぼけてぼーっとしてる私の手を引き飛行機を出た。
な、何……?
………なるほど。
飛行機から出ると私達は浜辺を歩く。
海の側には大きなホテルが。
「うちの会社がやってるホテル。」
「………え!?」
すごい高いし創り綺麗だし…
プリンスホテル?
「ホテルは貸し切り。」
「か、貸し切り!?」
「うざいのいたら嫌だし。因みに海も午前は貸し切りなんで!」
「えー!?」
お金持ちってすごい…
「荷物部屋に置いたら海で遊ぶぞ。」
「え?水着ないし…」
「ばあさんに買わせた。」
「え!?」
喜美子さんに!?
か、感謝だなぁ…
あ、でも私カナヅチ…。
「ね、琉…私、泳げない…」
「あ?俺一人で海行かす気かよ?お前。」
げっ…
「で、でも…」
「まあ教えてやってもいいぞ。泳ぐの嫌なら溺れてろ。」
「ひ、ひどーい!」
溺れてろって…
「とにかく海は絶対入る。」
「はい…」
あー…旅行楽しめるかな?
楽しくやりたいな…。
だけど
問題点一つあり。
それは……。


