結局今日は琉の荷物と自分の荷物の整理など仕事がいっぱいで寝るのが遅くなった。
寝てたくせに私が入れた荷物に対して琉は文句を言うから大変。
あー…明日どうなるんだろ。
私は今日は自分の部屋で寝た。
琉と同じ部屋はちょっとね…
そんなこんなで一日は過ぎたんだ。
「……ん…」
――翌日。
まだ朝日が当たらない暗い早朝の事だった…。
「瑞穂さんっ!」
へ?
爆睡しているといきなり大きな声で数人のメイドさんが私の部屋に入り私を呼んだ。
な、何?
それで私はうっすら目を開ける。
今、何時――?
まだ早朝…
だけどいきなり私は数人のメイドに担架に乗せられた。
―――!?
メイドさんは私を担架の上に置くと担架を持ち上げ私をどこかに連れて行く。
な、何ー!?
まだパジャマだしすっぴんだし寝癖とか…
「あ、あの?な、なんなんですか?」
私はメイドさんに聞く。
「琉様の命令なので。これでプライベートジェットまであなたを運びます。」
な、なっ…
なんて強引!?
琉のやつ…
「あの着替えとか荷物とかは?」
「後から運びます!」
私が聞くとメイドさんが答える。
う、本当強引…
なんか拉致られた気分…
あー…琉、本当ひど…
普通にできないのかな…あの男は…。
私は呆れた気持ちなままプライベートジェットまでそのまま運ばれた。
やっぱり金持ちはやる事が違う…
プライベートジェットは普通の飛行機と変わらない大きさ。
私が降ろされたのはプライベートジェット内にある更衣室兼洗面所。
なんで飛行機にこんな場所が…
中身は三条家独特。
やはり旅客機とは違う…
服やメイクセットなどを渡されると私は慌てて用意した。
あー…早くこのやばい姿から解放されたい。


