まあ琉に想われてないわけではないのね。
すると
「早く食おうぜ?俺は腹減ったんだよ。」
「はい…」
琉って本当自己チュー…
私は箱を開ける。
「…わ……」
箱を開けるとでてきたのは…
ケーキ屋さんに置いてあってもおかしくないようなフルーツがいっぱい乗ったショートケーキ。
「すごい…」
本当に琉が作ったの!?
「何回もやって頑張ってやったんだぜ?この俺が!まあ料理人に無理矢理教えさせたんだよ。」
「い、いつ聞いたの?」
私は琉に聞く。
「あー…朝早くとか。お前爆睡してるしよ。」
「へぇ…」
琉のわりにはなかなかやったなぁ。
「えらいえらい。」
私は琉の頭をポンと軽く叩くと笑って琉に言う。
「うるせぇよ。」
琉は私が言うと私の手を離し言う。
もう…可愛くないんだから。
「食べよ?」
私は箱に入ってたフォークを取り出す。
すると
「待て。」
琉はケーキをフォークで取ろうとする私の手を掴む。
……え……
「こっちのはだめ。苺でかいから俺のだ。お前はこれにしろ。」
は、はい?
琉って…子供?
「私の誕生日なのに!ケーキみんな同じじゃん!」
「違うんだよ。お前みたいなばかにはわからないかもしれないけどな。」
「は、はいー?」
琉のばか〜
「これにしろ。あ、早く食って感想聞かせやがれ。」
う…本当琉えらそう…
琉に言われると私はケーキを一口口に入れる。
………!!
「…え…お、美味しい…」
なんか悔しいなぁ。
琉の作ったケーキが美味しいとは…。
「だろー?俺が作ったんだからまずいわけはねぇんだよ。」
琉は自慢げに言う。
「はいはい。」
あーあ…美味しいとか本当悔しい。
私こんなの作れないし。
女だから琉に料理だけは負けたくないのにぃ!


