「まあサボり提案した俺もはしゃいだけどな。」
「そうだよ〜」
今学校どうなってるかな…
「今日は最高だからいいや。瑞穂の誕生日と俺の誕生日は特別。」
「うん。」
特別…かぁ。
嬉しいな今日は。
確かに特別な日。
「そうだ。瑞穂、まだ渡してなかったな。」
「へ?」
琉は制服のポケットから小さな紙袋を取り出した。
プレゼント?
だけど琉は丁寧にラッピングされた紙袋を開ける。
え…?
「琉?」
「瑞穂、手出して?」
え?
私は琉に言われると言われたままに手を琉の前に差し出す。
すると
…………!!
琉は紙袋から可愛い星の指輪を私の薬指に嵌めた。
り、琉…
私は指輪を嵌めた指を見つめる。
琉…
「まだ早いし色々大変かもしれない…けど…俺、瑞穂と結婚したい。」
「えっ!?」
り、琉!?
け、結婚!?
「マジで好きなんだ。ずっと離れないで?」
琉は私を真っ直ぐ見つめて言う。
「琉…」
「俺じゃ嫌?」
琉…
「ううん。嬉しいよ!私も琉と離れるのは嫌だよ…」
私が言うと琉は笑った。
琉が
ちゃんと結婚したいって言った…
嬉しかったよ。
普段の琉は言わないから。
やっぱり琉と離れたくないんだ私は。
「これ、瑞穂がお嫁さんになるための予約みたいなもん。」
琉はそう言うと私が指輪してる指にキスをする。
――ドキッ。
琉……
「琉、約束だよ。私、琉のお嫁さんになります…」
私は琉に言う。
「絶対だからな。俺の嫁になるのは絶対命令だ。」
「うん!」
頼んだメニューが運ばれて来ると私と琉は食べ始める。
今は幸せで胸がいっぱいだ。
琉のお嫁さんになる証。
私は何度も薬指に嵌められた指輪を見てにやけていた。
やっぱり琉大好き…


