「俺も。」
琉も携帯を取り出す。
「あれ?琉…携帯変えたんだ?」
私は琉の携帯を見る。
「ああ。前の飽きたし。」
「かっこいいね。」
私は笑って言う。
「だって俺は瑞穂と違ってセンスいいから。」
琉は笑って言う。
うわ…すぐ人のむかつく言い方して琉は…
「じゃあデザイナーなれば?性格悪い人向いてるんだって。」
私は笑って琉に言う。
言ってやったよ?私。
「は?俺はかなり性格良いから。」
琉は笑って言う。
うっ…
自意識過剰男め…
「自意識過剰だよ…琉。」
「は?違うし。」
琉の性格って本当おかしいわ。
「もういい。また私の負けです。」
私は呆れながら言う。
私が言うと琉は笑う。
琉には勝てないなぁ…いつも。
「でも嬉しいな。こうして二人でサボれるの。」
琉は笑って言う。
琉…
「学校騒ぎになったりして。」
絶対サボりってばれるな。
奈美がごまかすらしいけど…
「それでもいい。俺、学校いたくなかったから。」
「えっ?」
「拓に苛々して…自分が何するかわからないから。」
「琉…」
「ガキだよ俺は。ヤキモチすぐ妬いて。瑞穂を独占したい。」
「が、ガキなんかじゃないよ。普通だよ。」
琉が言うと私は言う。
「そっか。」
「琉に想ってもらえるのは嫌な事じゃないよ。琉、言ってるじゃん?俺以上いい男はいない。私、そう思ってるかも。」
「かも?」
琉は私を見る。
「そ、そう…思ってます。」
私が言うと琉は笑う。
「そんな事言われると俺やばいんですけど?」
「なっ…」
「とにかく拓とか他の男と関わったらだめ。もし俺が妬いたらみんなの前で言え。俺が1番だと。」
「え……」
「これは命令だから絶対な?」
「い、1番辛い命令だなぁ。」
でも琉には逆らえないから仕方ない…よね。


