よ、良い所?
ドキドキ…。
「瑞穂、行くぞ?」
「あ、はい!」
私は琉に手を引かれ学校を出た。
「まずは、映画だな!何見たい?」
「へ?」
学校を出ると琉が私に聞く。
「見たいのないのかよ?」
「り、琉が…私の意見聞いてくれた!」
「は?」
いつも自分のやりたい事しかやらない琉が…。
いつも私の気持ちを考えない琉が…
「琉どうしたの!?どっか打った!?」
私は琉の頭に触れながら言う。
「失礼なやつ。誕生日だから我慢してやってんだよ。悪いか?」
琉は私に言う。
「えっ…」
「たまにはな。」
「たまには…って…」
いつもこうだと良いですが…
「何見たい?早く言え!」
うわ…でも態度悪っ。
「えっとねぇ……」
私は見たい映画のタイトルを琉に言った。
「何か飲む?食べる?」
映画館に着くと琉は私に聞く。
「ん?いらない…かな。」
「俺はポップコーン買うな。やらないぞ?」
「はいはい。」
琉はケチなんだからぁ…
「じゃあ買って来る。」
「うん。」
私は琉を待つ。
今日見る映画は恋愛映画。
切ない系。
琉は絶対寝ちゃうだろうな。
私は楽しみだけど…
前回はホラーで私まともに見れなかったしなぁ。
今回は泣くかも。
「瑞穂、もう入れるみたいだから行こうぜ?」
琉はポップコーンを買って来ると私に言う。
「あ、うん。行こう。」
私と琉は劇場に向かった。
「えーと…Dの…」
中に入ると琉と私は席を探す。
「あった。」
見つけると私達は座る。
「携帯切らないとね。」
私は携帯を制服のポケットから取り出す。


