「ほら、早くしやがれ。」
「えっ…でも…」
「なんだよ?」
「て、テスト結果今日だよ?」
私は琉に言う。
「んなもん明日でもいいだろ。」
「へ?」
「もし今日テスト結果見て悪かったら罰ゲームになるよ?瑞穂。」
琉はにやっと笑って私に言う。
「た、確かにそうだね。」
成績悪かったらやばいなぁ…
「じゃあいいじゃん。」
琉は笑って言う。
「サボりカップルって噂になってもいいの?」
私は琉に聞く。
「うん。んなもん気にしねぇ。早く教室からカバン取ってきやがれ!」
「は、はい…」
私は走って教室に向かう。
サボりなんて大丈夫かなぁ…
でも
琉の強引さには負けるなぁ。
だめな私…
〈ガラッ〉
まだ先生は来てない…
私は教室に入り自分のカバンを取って出ようとする。
すると
「あれ?瑞穂カバン持ってどこ行くの?」
げっ…
私が振り向くと奈美がいた。
「な、奈美…あの…私…」
「琉君とサボりならなんとか先生にごまかしとくよ!」
「えっ……」
「行ってきな!」
「な、奈美…」
「琉君は強引だしね。楽しんできな。」
「奈美ありがとう!」
「いえいえ!」
「ごめん…じゃあ…」
私が言うと奈美は笑った。
奈美はいいやつだなぁ。
やっぱり親友だぁ。
私はカバンを持ち教室を出て琉の所に向かった。
「遅い!!」
琉の目の前に立つと琉が言う。
「ごめん…」
「早く行くぞ。」
私が言うと琉はそう言って私の手を引く。
「あ、あの琉…どこ行くの?」
私は琉に聞く。
「良い所だよ。」
私が聞くと琉はにやっと笑って言った。


