「俺がいるのに他の男から貰ったの大切に持つつもり?」
琉は冷たい表情で私に言う。
り、琉…
「あの…琉…」
「捨てろよ?」
なんで?
捨てるなんて…。
でも琉が…。
「瑞穂?」
「琉、私は琉だけなんだよ?なんでそういう事言うの…?」
私は琉に聞く。
なんで?
琉は私を信じてないの…?
「わかってるよ。お前の気持ちくらい。俺は嫌なだけだ。お前が他の男から貰った物を持ってるのも、何度も告白されるのも。」
「琉…」
「嫌なんだよ。すっげぇ。お前は俺だけのだから他の男と関わらないで欲しいんだよ。」
琉…。
私…
「じゃあ琉が持ってて?」
私はマスコットを琉に渡す。
「えっ?」
「捨てるのは無理。琉が不安なら琉に渡す。もう大丈夫だから。私は絶対琉だけだから。」
「瑞穂…」
「ごめんね。私、琉にそんな思いさせて…」
私は琉に謝る。
「俺も…悪かったな。わかった。預かる。」
琉はそう言うと制服のポケットにマスコットを入れた。
「捨てるのはだめだよ?」
「わかってるよ。」
琉は私が言うと言う。
「琉、教室戻ろう?」
私は琉の手を握って言う。
すると
「やだ。」
「へ?」
琉が言うと私は琉を見る。
「瑞穂といたい。」
「えっ!?」
「授業さぼりたい。」
琉〜
「だめだよ。」
「なんでだよ?」
私が反対すると琉は私を見つめる。
「放課後まで待とう?ちゃんと勉強しないと。」
「あ?テスト終わっただろ。」
「でも…」
「今日ぐらい。これは命令だ。俺の命令には従わないとだめなんだよお前は。」
「り、琉…」
「まだ時間ある。かばん取って来い!」
「えー?」
琉を見ると琉はかばんを持ってる。
もしかして
最初から琉は計画して…


