テストが終わっても琉は命令がひどかったりして
一日は終わった。
――そしてついに翌日。
「あ、メール来てる。」
朝琉に怒鳴り付けられる前になんとか目が覚めた私。
0時頃に誕生日おめでとうメールが友達から。
あー…
琉からは何も入ってない。
会ったら琉は私に何するのかな。
誕生日だけど。
早く行かなきゃ。
誕生日でもお世話係の仕事しなきゃ。
私は携帯を制服のポケットにしまい部屋を出た。
「おい、これはソースにしやがれ。醤油なんてありえねぇよ。」
洗面所で顔を洗いメイクをして部屋に戻り制服に着替え食堂に行くと朝から俺様な琉がいた。
「琉。」
私は部屋に入ると料理人さんに文句を言う琉を呼ぶ。
「あ、来たな。今日は早いんだなお前も。」
「琉も早いよ。」
私はそう言うと席につく。
「瑞穂、あのさ…」
「ん?」
私は置いてあった朝食のパンを取り琉を見る。
「今日よ…」
「ん?」
私はパンをかじる。
「た、たた…」
「た?」
何?
「た、誕生日おめでとう。」
琉は私の顔を見ずに言う。
「あ、ありがとう…」
なんで誕生日おめでとうが琉は簡単に言えないかなぁと思いながらも私はそんな琉を見て笑顔になる。
まあ言われたら嬉しいけどね。
「お前俺より年下か。だけど生意気だよな。」
「は、はぁ?」
「瑞穂とは本当長いよな。いっぱいいたら飽きるわ。」
「ひ、ひどーい!!」
「顔見飽きた。」
「誕生日なのに琉は人を不愉快にさせるよね。」
「誕生日とか関係ない。言いたい事は言うべき!」
「もう〜。」
「うそだって。瑞穂が好きだよ。」
「琉〜!」
私が言うと琉は笑った。


