でも
琉の命令は拒否権なし。
「なんか恥ずかしいかも。それも。」
「食べさせてよ?口移しのが良い?」
「う、ううん…」
私はスプーンでパフェをすくうと琉の口に入れる。
「はい…あーん…」
恥ずかしいけど…
琉には逆らえないからやる私。
琉子供みたい。
「お、美味いじゃん。パフェってやつもいいな。」
琉は笑って言う。
絶対
私と琉バカップルに見えたよね。
恥ずかしいな。
「でも口移しのがよかったな。」
琉はにやっと笑って私に言う。
「もう無理!」
「また周り気にするのか?」
「だ、だってぇ…」
琉は恥ずかしいとかないのかな?
「やっぱりきーめた。」
「へ?」
「俺が瑞穂に食べさせてやる。」
「い、いいです!」
こんな所で口移しする気!?
琉は。
やだ〜。
そんな事を思ってる内にも琉は私の隣に来た。
げっ…
マジなの…?
「昨日、俺にやきもち妬かせた罰。」
「は、はい?」
昨日私だってやきもち妬いたよ?
「琉だめだよ。二人の時にして。」
「やだ。」
琉はそう言うとスプーンでパフェをすくい自分の口に入れる。
や、やだよ。
琉…。
私の心臓はドキドキ。
顔は赤い。
琉の顔が私の顔に近付いてくる。
「だ、だめだよ琉。こんな所でっ…」
私は抵抗する。
だけど
「…………!!」
琉にキスされた。
琉の口に入ってたパフェが私の口の中に移動する。
パフェ味のキス。
こ、こんなキス私…。
「…瑞穂?」
琉はキスを終えると私を見る。
「琉のバカ。こんな所で…バカバカ。」
私は琉から目を逸らし言う。
恥ずかしいよぅ…
「止められないからするのはだめなのかよ?」
琉はそう言うと席に戻る。
琉…?


