「一緒にいたいだろ?」
「なっ…」
琉〜。
「今日は瑞穂を寝かせないかも。」
琉はにやっと笑って言う。
「えっ!?」
何〜!?
「金魚を育てるのってこんなかかるの!?」
私はペットショップに行き琉と金魚の餌などの買い物。
「安いよ。瑞穂が貧乏なんだって。」
「こ、これは育てる私が出すの?」
「俺が出すよ。瑞穂貧乏だし。」
「び、貧乏って…」
「本当じゃん。あ、料理の本は自腹な。」
「わ、わかってるよ〜」
……にしても
本当に貧乏だなぁ私。
財布の中には千円札二枚くらいしか入ってない。
琉の財布はすごいのに…。
「瑞穂ばあさんにしか金もらえないもんな。」
「お世話係の給料は学費に回されるし。」
「だよな。俺があげてやってもいいぜ?俺の無理な命令聞けば。」
「無理!」
「なんだよ〜」
「琉の無理な命令は怖いし。」
「はぁ?」
「よし、これに決めた。」
金魚さんに帰ったらあげなきゃ。
「次は本だろ?終わったらカフェでお茶。」
「琉がカフェでお茶したいとか意外…」
「ばーか。デートの基本だ。休みたいしよ。」
「デートの基本?」
「お茶して楽しい会話。」
「楽しい会話?」
「とにかく早く買い物終わらせるぞ!」
「うん。」
カフェでお茶かぁ。
付き合ってるって感じなのかなぁ?
「これにしよ!」
金魚のための物を買うと本屋で料理の本を私は買った。
美味しそうなハンバーグなど琉が好きそうな料理の作り方が載ってる本を私は選んだ。
明日頑張らないとね…弁当作り。
「瑞穂、終わった?」
雑誌を立ち読みしてた琉は雑誌を戻し戻ってきた私に聞く。
「うん!行こう。」
私が言うと琉は私の手を引いて歩き始めた。
普通のカップルになれてるかな?私ら。


