「今日は俺を満足させろ。」
琉はいつものえらそうな態度で言う。
「今日はじゃなくて今日もでしょ?琉は。」
「あはは。まあな。」
まあな…って…。
「今日は琉に付き合うよ。」
「違う!付き合わせてもらうだ!」
「どっちでもいいじゃん…」
「よくねぇ。」
「はい…」
「瑞穂、早く行くぞ。」
私は琉に手を引かれ連れ回される事に…。
琉と制服デート?
「まずはゲーセンからだ!」
街に出ると琉が言う。
「はい。」
なんで私の彼氏はえらそうなんだろ…。
「俺の行きたいとこ行くんだからな!」
「はい。」
私は琉と歩く。
ゲーセンかぁ。
付き合ってからプリクラは撮ってないもんね。
「ゲームやるの?」
私は琉に聞く。
「やらねぇよ。お前には絶対勝つってわかるから。」
「なっ…」
「プリクラはな?瑞穂と付き合ってからはないから。」
「付き合う前と何か変わるの?」
「うん。」
私が聞くと琉は笑って言った。
もしかして
琉といちゃいちゃプリ?
いや、ないない。
琉が私にベタベタしてきたら怖いし。
おかしいし。
私も琉に甘えるなんて…
奈美は甘えなとか色々言ってたけど…
付き合ったらプリクラの写り方も変わるのかなぁ?
ん〜
すると
「瑞穂、やっぱりこっちにするわ。」
「へ?」
琉は恋人繋ぎをしてきた。
「しっかり握るし。瑞穂が離れないように。」
「へ?」
「前、ジェットコースター乗るっだけで逃げただろ?」
「あー…」
「もう俺は瑞穂を絶対離さない。」
――ドキッ。
琉にまたドキドキした。
私ももう離せないよ。
琉じゃなきゃこの手は
繋がれないんだから。


