だめな私だぁ…。
英語の授業をその後はぼーっとして聞いていた。
「おい、瑞穂。お前どうした?」
授業が終わるなり琉は私の所に来た。
「べ、別に。」
「そんなんじゃ英語の成績やばくなるな。」
なっ…
「琉に言われるのは嫌だな…」
「今日は帰ったら勉強!俺が厳しく教えてやる。バカな彼女はやだからな。」
「ひ、ひどーい!」
さっきはバカが長所言ってたくせに〜
「俺を見習いやがれ!」
「は、はぁ?」
「俺に見とれてただろ?瑞穂も。」
「なっ…」
「とにかく!テストまで勉強づくし。」
「やだな〜」
「赤点は罰あり。」
「なっ…んな勝手に!」
「拒否権なし。良い成績ならご褒美だ。」
「うぅ…琉〜」
「とにかく頑張るんだ!」
「はい…」
誕生日の前日がテストなんて〜。
最悪だぁ…。
罰なんて嫌だよ…。
「いいだろ?俺が先生なんて最高だぞ?満足しやがれ。」
「ま、満足だなんて…」
「去年だって俺が教えて合格したんだ。感謝しやがれ。今回も教えてやるんだからよ。」
「は、はぁ?」
「仕事も勉強もみんなみんな俺のためにしやがれ。」
「は、はいい?」
「泣くかもしれないけど勉強頑張れよ?瑞穂。」
琉はにやっと笑って私に言う。
「い、嫌ぁ〜」
琉と勉強だなんて!
でも拒否権がない私は了解しか選択肢はなかった。
「おい、これ持ちやがれ。」
「あれ取れ。」
授業が終わる度今日は琉に命令されてた。
今日は琉は学校でもご主人様モード。
勉強やだな。
琉はスパルタだし。
琉にはどこにいても振り回されるしなぁ。
琉といない間は奈美と行動。
奈美以外の友達とは気まずい状態。
祝福してくれたのは奈美と喜美子さんと川端さんのみ。
みんな複雑みたいだ。
付き合ってから環境が変わった。


