幼なじみはご主人様!?





「え〜24ページの英文、三条君読んでくれる?」


「はい!」


今の授業は英語。


琉が英文を読んでいる。


かっこいい…。


お坊ちゃまの琉は小さい頃から英才教育を受けてるから英語はもちろんぺらぺら。


「琉君かっこいい…」


女子の声が聞こえる。


「さすが琉君。それに比べて瑞穂は勉強全然だめだよね?」


私の前の席の奈美は笑って言う。



「く、比べないで!」


私は大きい声で奈美に言い返す。


すると


「瑞穂っ。」


奈美は気まずそうな表情で私に言う。


……あ……


「川上さん!何かしら?」


先生は怒った表情で私を見てた。


やば…


「すみません!」


私は席から立ち上がり先生に言う。


もう最悪!


「あはは。お前バカ?」


琉は笑う。


む、むかつく…


みんなが私を見て笑ってた。


あー…もう!



「本当にすみませんでした〜」


私は先生にそう言うと座る。


はぁ…だめな私。


「じゃあ三条君続けて。」


「はい。」


琉は英文をまた読み始めた。


真剣な表情で英文を読む琉の姿はやっぱりかっこいい。



琉の彼女なのに私はだめだめ。





「はい、よくできました。さすが三条君ね。」


終わると先生が琉を褒めた。


さすが琉だなぁ。


かっこいい。


私は感心。


だけど


「じゃあこれを和訳して?川上さん。」


「は、はいい!?」


私は先生に言われ大きい声をあげる。


みんなはまた笑う。


やばいなぁ。


「わ、わかんないです…」


「そ。じゃあ浅井さん。」


「はい!」


だめな私。


彼氏の琉は頭良いのに…


私はバカ。


みんなそう思ってるよね。


あー…だめだめだな。



琉はかっこいいのに私はかっこ悪いやつだね。