幼なじみはご主人様!?




「もう…琉は本当に成長してるのかな?昔から全然変わらない。」


「外見は変わっただろ?モテるし。」


琉は私に顔を近づけて言う。


うっ……なんか悔しい。


確かに


琉はモテるのが分かるくらい外見はかっこいい。


問題は中身。


「中身を言ってるの。私は。」


私は琉に言う。


「へぇ。でも嫌嫌とか言いながら俺に瑞穂は惚れてくれた。」


琉はにやっと笑って言った。



「もういいっす。」


琉には負けちゃうな私。


「いいな、屋上。また来ようか。二人になれる。」


「また?」


「さぼりまたする?」


「だ、だめだよ。優等生な琉がクラスにいないのは。」


「授業つまんないし。分かるから。」


「私へのイヤミ?私がバカだから。」


「あー…瑞穂は数学こないだ34点だったもんな。授業受けなきゃやばいか。」


「点数言わないでよ〜」


「いいじゃん。バカはバカで長所だと。」


「ひどいよ琉!」


琉に言われるとむかつくなぁ…。


「今、クラスで話題になってたりして。サボりカップルとか。」


「やだな〜。多分、私が優等生な琉を誘ったと思われてるよ。」


「いいじゃん。ほっとけ。俺は噂なんか気にしない。慣れてるし。」


琉はそう言うとまた寝転ぶ。


私も琉の隣で寝転ぶ。


「琉はこの学校で有名だもん。」


それに一番モテてたりして…


「瑞穂もな。」


「えっ?」


「お前意外にモテるんだよ?知ってた?」


「えっ…」


「まあ俺がいるからみんな隠れファン的な。」


「なんで知ってるの?」


「友達が言ってた。」


「私、普通なんだけど。」


私がモテるわけ…。


「瑞穂はあれだな。犬っぽいからだ。」


「い、犬?」


「犬種で言ったらチワワだな。」


「ち、チワワ!?」


可愛いけど私に似てるとか複雑な…。