付き合っても琉は態度が変わらない。
「琉〜投げるよ?」
私は琉のかばんを取ると言う。
「おい、普通に渡せ…」
だけど
〈ボスッ〉
…………あ……
琉の頭にかばんは命中。
やば…
「いってぇ…」
や、やっちゃった…。
私、本当運動神経悪いな。
「おい、瑞穂!投げ方下手!普通に渡せ!」
「きゃあ〜」
私は琉に追いかけられる。
私は走って逃げる。
「子供だな。」
「だなぁ。」
男子の声が聞こえた。
でも構わず逃げる私。
「おい、こら瑞穂待ちやがれ!」
「待たない!」
琉、足速い…
私は頑張って逃げる。
なんで琉足速いし諦め悪いの〜?
「瑞穂!」
「琉しつこい!」
私と琉は教室の中を走り回る。
「子供なカップルだよね…」
みんながひそひそ言うのが聞こえる。
あー…もう琉なんでなかなか許さないかな!
やばい…疲れる。
でも捕まりたくない!
だけど
――ガバッ
「捕まえた。」
琉は後ろから私を抱きしめ私を捕まえた。
み、みんないるのに…
「やっ……」
私は琉から慌てて離れる。
…………あ……
「周りがそんなに気になるのかよ。」
琉は怒った表情で私を見ると教室を出た。
り、琉…。
なんで…。
「奈美!もしかしたら一限さぼるかも。ごまかしといて!」
「み、瑞穂!?」
私は奈美に言うと琉を追いかけた。
琉…。
「ま、待ってよ!琉〜」
私は教室を出ると琉を追いかける。
琉は黙って早歩きで廊下を歩く。
琉…。
怒ってる?
すごく…
やっなんて言われて琉は…。
琉…。


