頑張って避けるしかないかぁ。
怖いなぁ。
「そういう奈美は?」
私は奈美に聞く。
「あたし?あたしは昨日お祭り一緒に行った。」
「会わなかったね。」
「うん。あ、でも拓君と可愛い女の子は見た。」
「あ…」
私が琉に連れ出された後か。
二人ともどうしてたのかな。
「まだ拓君の事気にしてるの?」
奈美は私に聞く。
「気にするなって言われても気になっちゃうよ。拓君は私の友達で…琉の親友だったから。」
「気まずいのは当たり前だよ。」
「もし…私が奈美の好きな人何も言わないで奪ったら奈美はどうする?」
私は奈美に聞く。
「最初はショックだよ。しばらくあたしも瑞穂と距離おくかも。」
「だよね…。」
「難しいね。友情も恋も。どっちをとっても辛いの。今は時間の流れに任せな?琉君の言う通り…距離置きなよ?瑞穂。」
「…奈美…」
「琉君も辛くないわけじゃないよ。でも今はただ二人が幸せに笑ってなきゃ。うまくいかなくなるの嫌でしょ?」
「うん…」
「大丈夫だよ。そのうちなんとかなる。」
奈美も同じ考えなんだ。
私は気にしすぎなのかな。
「琉君不安にさせちゃだめだよ?」
「うん。わかった…」
気まずいのは仕方ない。
いざ拓君の顔を学校で見ると複雑だった。
「あ、奈美の恋バナも聞かせてよ!」
「え〜あたし?」
「私も話したんだからいっぱい吐き出しちゃってよ!」
「はい〜」
私は奈美と恋バナ。
毎日笑って幸せにいなきゃ。
最初は気まずい。
琉と奈美の言う通りにしてなきゃ。
私
頑張らないとね。
〈ガラッ〉
授業が近くなると私は奈美と話しながら教室に入った。
「あはは。マジで〜?」
すると
「おい、瑞穂!俺のかばん持ってきやがれ。」
げっ…
琉に命令された。


