「気早いよ。」
私は琉に言う。
「瑞穂は嫌?俺が旦那。」
「不安だなぁ。」
「なんでだよ!俺みたいないい男が旦那。最高じゃん。」
「考えときます。」
私が琉の奥さんとか…
まだ考えられないよ。
「いいよ。俺しか見れないようにしてやるから。」
琉はにやっと笑って言った。
り、琉…川端さんいるのに!
「琉〜」
「瑞穂は俺だけをずっと見てればいいんだよ。」
琉は恥ずかしげもなく私に言う。
もう〜
「なんだよ?何か言い返せねぇの?」
「無理です。」
私が言うと琉は笑った。
――ドキッ。
朝から私おかしくなりそうだ。
心臓が…。
「川端。俺と瑞穂みたいになれるよう頑張れ。」
「はい。」
琉はその後川端さんと楽しそうに色々話してた。
琉が…好き。
私は
琉を選んだ。
だから
どんな事があっても琉の隣に。
本当は
ずっと一緒にいたい。
琉は嫌なやつだけど
ちゃんと良い所も知ってる。
みんなが知らない琉を私は知ってる。
やっぱり
琉のお嫁さんはオッケーがいいのかな?
不安だけどね。
琉の性格はやばいから。
でも
私は琉にあの家に連れられてわかったの。
本当は私両親を追いそうだった。
そんな状態で辺りが真っ暗闇に見えた。
でも
琉が救ってくれたんだ。
琉が現れて私は
希望が見えた気がしたんだ。
寂しくても一人じゃない。
気がついたら私は琉のおかげで立ち直れてたんだよね。
だから
あの日からきっときっと琉は特別な存在になったのかもしれない。
笑って川端さんに話しかける琉を私はただ見てた。
性格はあれだけど
琉が好き。
気がついたら一番嫌が一番好きになってたんだ…。


