幼なじみはご主人様!?











〈ガチャ〉


「おい、上がったぞ。」



琉は風呂から上がるとトランシーバーで連絡ではなく自分から来た。


「あ、ありがとう。トランシーバーで連絡でもよかったのに!」


私は携帯を閉じて琉を見る。


「瑞穂が風呂から上がるまでここにいる。」


琉は肩にかけたタオルで髪を拭きながら私に言う。


「えっ……」


「いいだろ?俺がいてもよ。」


「あ、うん…」


「待ってる。」


琉は笑って言った。



な、何なの〜?




私は着替えを持って部屋を出た。



風呂に入っても琉の事が気になった。




琉は何考えてるのかなぁ…




琉に怒られたくないから今日は早めに風呂を出た。









〈ガチャ〉


風呂から上がるとすぐに自分の部屋へ。


「お、早かったな。」


「琉、文句言うでしょう?」


私はそう言うと琉の隣に座る。



琉はなぜか私の雑誌を読んでた。


「琉、その雑誌面白い?琉が読んでもつまんないと思うよ?女の子の雑誌だし。」


「そうか?恋愛コーナーは面白いよ?初キスはいつ。初彼は…」


「な、何読んでんの?そんなとこ!やらし〜」


「は?瑞穂はそれ読んで焦ってんのかなぁって想像するのが面白いんじゃん。」


「なっ…」


「大丈夫だ。初彼は遅くても初キスは早い。」


「は?」


初キスは拓君じゃないの?


不意打ちだけど…



「幼稚園の時のお泊り。寝てる瑞穂にキスしたもん俺。」


「えっ!?」



幼稚園で!?


「瑞穂爆睡だったからよ。」


「ひど!幼稚園で!?琉おかしいよぉ!」


早いって。


でも


「ずっと見てた。幼稚園から好きだった。」


琉は私のおでこにキスして言う。


り、琉…


「瑞穂の髪いい香り。シャンプーの香り…?」


琉は私の髪にそっと口づけする。


「ちょ…琉…」


心臓またやばいよ。