幼なじみはご主人様!?


「また撮っちゃったもんな。」


琉はにやっと笑って携帯の画面を私に見せる。


「やだぁ〜変な顔してるよ私!」



琉は私の顔をケータイの写メで撮ってた。


「琉ひどーい!!」


私は琉の背中をぽかぽか叩く。


「いてぇ。せっかく浴衣可愛いから撮ってやったのに。」


「えっ……」


私は叩くのをやめて琉を見る。


「でもマヌケヅラ。可愛い浴衣姿の瑞穂撮りたかったのに。」


「そ、そんな撮り方するからじゃん。」


「いや、今のは瑞穂が悪い。いつでも可愛く…」


「無理!」



「はぁ?」


「私は元が可愛くない。」


私は琉に背中を向けて言う。


「確かに。」


……えっ…


私は琉を見る。


すると


「嘘だよ、ばーか。ブスは俺の恋愛対象に入らねぇ。」


琉は私の頬をつねりながら言う。


「い、痛い〜」


「あ、こうするとブサイク。」


「ひど。」


私は琉を見つめる。


「そんな目で見たら襲いますけど?」


琉はにやっと笑って私に言う。


私はすぐ後ずさり。


「おい!」


「琉に襲われたらおしまいだよぉ…私。」


「俺からは逃げられないよ?俺、たまに危険だもん。瑞穂と二人きり。」


「えっ!?」


「付き合ってないから我慢したけど。」


「付き合ってからも我慢してよぅ…」


「さあな?できたらな。」



「琉やだぁ〜」


「でもすっげぇ好き?」


琉はくすくす笑いながら私に言う。


「琉〜」


「俺もすっげぇ好き。」



琉は笑って私に言った。


「なっ…」


「瑞穂、可愛い。顔真っ赤。俺ってそんなにいい男…?」


琉は私の頬に触れながら言う。


「嫌な男…。」


私は琉を見つめて言う。


「本当?心臓今ドキドキしてるだろ?」


「し、してない…」


「じゃあさせてやる。」


へ?


私はきょとんとした表情で琉を見た。