「倉庫にあってよ。瑞穂、後で部屋持ってけ。」
「あ、うん。でも早く入れなきゃかわいそうだよ。」
「今入れろ。」
「はい…」
「水入れて自分の部屋持ってけ。あ、ついでに俺のもやれ。」
「はい…」
私は水槽に水を入れてからに金魚を水槽に入れる作業を二回に分けてやる事に。
これもお世話係の仕事…
一つ琉の部屋に金魚の入った水槽を置くと自分の部屋に金魚の入った水槽を置いた。
明日にでもエサとか買って来てあげよう。
私は自分の部屋に置くと琉の部屋に戻る。
〈ガチャ〉
「おせぇんだよ。」
琉は私が入るなり言う。
「私にやれって言ったの琉じゃん!」
私は言い返す。
「仕事は早く。これは基本なんだよ!」
勝手だなぁ…。
「金魚の世話も瑞穂の仕事だからな!」
「え…琉の部屋の金魚さんの世話も私!?」
「当然だろ。」
「当然って…」
「俺が世話とかありえないだろ。」
「本当に仕事しないね。琉は。」
「だって俺はこの家で立場上の方だし。んなもんお前にみんな任せるわ。」
え、えらそう…
「琉〜」
「お前はおとなしく俺の言いなりでいればいいんだよ、ばーか。」
「なっ…」
本当に本当に
私はこんな琉が好きなんですか?
なぜ好き?
「むかつくか?でも俺が好きなんだろ?」
琉はにやっと笑って私に言う。
「く、悔しい…」
「余計俺から逃げられなくなったな。」
琉はにっこりと笑って言う。
「うっ…」
「瑞穂さんは完璧に俺だけの。あー…気分いいな!」
調子のってるよ…琉。
「よかったですね。」
私はため息をつきながら言う。
「なぜため息?」
「別に。」
私は琉から目を背ける。
すると
「みーずほ。」
「はい?」
私は振り向く。
すると
〈パシャ〉
……え……


