「俺に惚れてるなら同じ部屋決定。」
「なっ…」
「俺の命令聞かないとどうなるかわかってんの?」
琉はにやっと笑って私を見る。
い、嫌〜〜!
「琉やばいよ?」
「俺の彼女は俺の言いなり。それがルールだ。」
そんなルールありえるの!?
「琉〜」
「瑞穂の自由は俺が決めるんだから。」
付き合っても
関係は変わらない。
琉のえらそうな自分一番な態度も。
彼女に優しい彼氏ではない。
彼氏は普通命令とかしないよぉ。
私と琉はある意味おかしい。
「琉、本当自分一番だね。」
「自分一番で何が悪い?」
琉は私を見る。
「悪いとは言ってないし。」
なんでこんな琉が好きなのかな私…。
悔しいけど好き。
そんな私の心情。
「瑞穂、早く行くぞ!」
「は、はい〜」
琉とどうなっちゃうのかな。
付き合ったらさらにドキドキ。
「お帰りなさいませ。琉様、瑞穂さん。」
家に帰るといつものようにお手伝いさん達が私達を迎えた。
家に着いたとたん琉は私と繋いでた手を離した。
理由は奥様に付き合ってる事がばれたら大変だから。
お手伝いさん達に付き合ってるのは多分琉は内緒にしたいんだろう。
琉は将来は旦那様の会社を継ぐ。
私は琉のお世話係で普通の女の子。
身分の差でこの恋がばれたら多分反対される。
でも
琉はどう考えてるのかな?
私に本気でも
いざ琉の両親から婚約の話が持ち出されたら…
ドキドキの秘密の恋。
でも
多分
喜美子さんにはばれる。
喜美子さんは応援してくれてるみたいだし。
琉と付き合うのは普通と違う。
「瑞穂、俺の部屋行くぞ。」
「は、はい。」
私は
琉とうまくいくのかな…?


