「ご主人様とお世話係の関係は変わってないんだし。瑞穂を俺はどんどん振り回すからな。」
「なっ…」
「意地悪するよ。瑞穂が可愛いと。」
「なっ…」
「逆らわせないし。付き合ったらさらに瑞穂さんは大変かもよ?」
「えっ……」
琉はにやっと笑ってる。
付き合ったら大変…?
ドキドキだなぁ…。
「俺と付き合うにはルールあり。」
「へ?」
「俺には秘密なしと拓からメール来たら俺に見せろ。」
「へ?」
私は琉を見る。
「俺以外の男とは関わるな。」
「は、はぁ…」
どっちにしろ拓君とは気まずいし。
「嫌なのか?ルールに従えないと俺と付き合えないよ?」
「だ、大丈夫。」
拓君といえば
さっき大丈夫だったのかな。
琉にいきなり連れ出されたし。
明日学校で気まずいなぁ。
「瑞穂、早速だけどばあさんに言うか。」
「は?何を?」
私は琉を見る。
喜美子さんが何?
「夏休みの旅行。俺と同室にする話。」
「い、嫌〜」
付き合ってもそれだけは拒否!
「拒否権なし。」
「喜美子さんに味方してもらうもん。」
「あれ?ばあさん言ってなかった?俺と瑞穂が付き合ったら同室って。」
「琉も喜美子さんも何考えてるの〜!?」
「そんなに嫌かよ?」
「嫌だよ。琉と同じ部屋は何があるかわからないから怖いよ。」
「いつか何かあるのに。」
琉はにやっと笑って言う。
「なっ…」
「ばあさんには言っとく。」
「やだぁ…」
「やだ?俺の事好きだろ?」
琉は笑って私に聞く。
うぅ…意地悪!
「とにかく嫌だもん。」
「俺には逆らえないよ?」
………っ…
どうしよう〜
旅行、かなりドキドキじゃん。
付き合ってからのがかなり大変かも〜


