「瑞穂、帰ろうぜ。」
「あー…うん。」
ゲームや食べ歩きを一通りすると琉が言った。
もうお祭り終わりかぁ。
拓君にもらったヨーヨー、琉にもらったうさぎのマスコット、金魚、くじでとったキャラクターの人形。
いっぱい収穫しちゃったなぁ。
「あー…疲れた。」
「だね。」
最初はやきもち妬いて泣きそうになったりしたけど…
琉に連れ出されて告白されたからもう満足。
それに
き、キスしちゃったし…。
拓君にされたのは一瞬だったしびっくりでいっぱいだった。
でも
琉のキスは私の頭をふらふらさせて思い出すだけでやばい。
私はキスだけで興奮。
高1でキスで興奮って私大丈夫かぁ?
でも思い出すと顔は熱くて。
「瑞穂、今日帰ったら俺の部屋すぐ行くぞ。」
「えっ……」
私はすぐに琉から離れる。
「おい、瑞穂?」
「帰ったら風呂入って寝ないの?」
「すぐには寝かせねぇ。」
琉はにやっと笑って私に言う。
私、琉に襲われる!?
「おい、離れんな。つか、お前…やばい事妄想してねぇか?」
「なっ…私…」
「へぇ…瑞穂、俺に襲われるとでも思ってたな?」
「は、はい!?」
「ビンゴ。」
琉は笑いながら言う。
うぅ…だって琉ならやりかねないじゃん!
「まあ、俺は危険なんで確かに瑞穂の考えは間違ってねぇな。」
「えっ!?」
「今日は瑞穂さんをどういじめようかな〜」
「やだよ…琉〜」
「抵抗されるとテンション上がるんで。」
「琉、ひど…」
「俺の彼女になるのは大変なんだよ?瑞穂。」
「彼女に大変とかあるの?」
「俺と瑞穂の場合は普通の関係じゃないから。」
「どういう関係!?」
私が言うと琉はにやっと笑って私の髪に触れる。
――ドキッ…


