「あ〜琉とったぁ…」
「ケチケチすんな!ばーか。お、美味い。」
「琉のもちょうだいよ。」
「やだね!」
「なっ……琉〜」
琉のケチ〜
「あ〜頭キーンとする。」
「確かにね。」
「でもいいな。」
琉は笑って私に言う。
「よかったね。」
「おう。俺、よかったよ。でも、最初は最悪だった。」
「最悪?」
私は琉を見る。
「拓と瑞穂が話してるの見たらマジむかついた。うざかった。」
「それは私もだよぉ…」
「瑞穂も俺にやきもち妬かせたかった?」
琉はにやっと笑って私を見る。
「ち、違うよ。」
「そうか?でももう他の男とは仲良くするな。」
「えっ……」
「本当むかつくよ。拓に瑞穂の浴衣姿なんか見せたくなかった。つか、俺だけが見たかった。」
――ドキッ…
「な、何言ってるの琉…」
「俺やばいんだけど?瑞穂が可愛いと。」
「み、美佳ちゃんにも可愛い言ったじゃん。」
私は琉から目をそらして言う。
「は?あんなの本気じゃないし。瑞穂にはマジだけど。」
「マジ…って。」
「俺、独占欲強いから…気をつけてね?」
琉は笑って私に言う。
「り、琉…」
「瑞穂、顔赤いよ?俺にそんなにドキドキした?」
「うっ…ばか。」
私は琉に言う。
すると
「彼氏になったらもっと瑞穂を困らせるから覚悟して?」
琉は私の耳元で囁きながら言ってきた。
………っ…
付き合うと大変になったりして…?
顔赤いかな。
心臓やばい。
琉の表情や言葉は私をいちいちドキドキさせる。
おかしいよ、私。
琉に困らされちゃうの〜!?
「おい、瑞穂。次はチョコバナナ食うぞ。」
「は、はい…」
私と琉は再び回り始めた。
付き合ってからはさらにやばくなるかも…。
ドキドキだよぉ〜。


