幼なじみはご主人様!?




「琉〜」


「これからはもっと瑞穂を独占できるから嬉しい。もう俺は瑞穂の彼氏なんだよ?ちゃんと一人の男としてみてな?」


「…う、うん。」


「瑞穂ずっとずっと好きだから。」


琉は笑って私に言う。


「私も。」



すると



〈ヒューッ…ドーーーン!〉



花火が打ち上がるのが見えた。


「ここからも見えるんだぁ…」


「綺麗だな。」


「うん!」


私と琉は空に打ち上がる花火を見る。


久しぶりに見た花火。



すると


〈ギュッ〉


私は琉を見た。


琉は私の手を握ったんだ。



琉…。


私が見ると琉はにっこりと笑った。


花火は私達を幸せにする。



大好きな人と見る花火は幸せなんだ。


すごくすごく



綺麗に見えた…。










「行くか。なるべく拓らに会わないよう回ろう?」


「う、うん!」


花火が終わると琉二人で祭りを回る事に。



琉と一緒だと嬉しい。


すると


「あ、これ。」


琉は持ってたビニール袋からうさぎのマスコットを出した。


「あ……」


さっき拓君が取れなかった射的の景品のうさぎのマスコット…。


「どうしたの?これ。」


「瑞穂欲しがってたからよ。拓はどうせ無理だろうから先に取ってた。」


「琉…」


「うさぎ好きなんだな。」


「うん。あ、琉…ありがとう。すごく嬉しい。」


私は笑ってうさぎのマスコットを見る。


「子供だな。」


「なっ…」


「なんか食おうか?あとくじとかやらねぇ?」


「あ、いいね!」


「あ、俺…まずは金魚すくいやりたい。」


「あ〜久しぶりだ。やろやろ!」


私と琉は手を繋いで歩く。


もう


付き合ってるんだぁ…


でも


琉は彼氏になったらどこか変わりそうでドキドキ。