幼なじみはご主人様!?




どうしたら誰も傷つけずに誰かを想えるのかな?


誰かを想うと必ず誰かが傷つくの…?


「琉さん、あれやりたい〜」


「お、いいね。」


琉は楽しそう。


やきもち妬いてる私。


意地悪は美佳ちゃんには言ってない。


琉のばか…。


胸がズキズキ痛む。


お願いだから二人共仲良くしないでよ…。


でも


そんなの私の勝手だ。


こんな状態で


どうやって琉に告白するの?


辛いよ。



「瑞穂ちゃん、琉達射的やるって。俺らもやる?」


拓君は私に笑って聞く。


「うん。」


拓君はなんでそんなに私に優しくできるかな?


私が琉を好きだって知ってるんだよね?


琉達…。


その言葉を聞いてまた胸が痛んだ。


普通にお祭り楽しみたいのに。





「瑞穂ちゃん、どれ欲しいの?」


「ん?あのうさぎの。」


「頑張るね!」


拓君は私の欲しい物を取るために射的をする。


私は琉達を見た。


「きゃっ…琉さんすごい!」


琉さんってヤクザか?


でも


琉はどんどん射的で景品を取る。


こないだ


私にうさぎのぬいぐるみ…


UFOキャッチャーで取ってくれたな。


「さすが俺。」


「すごーい。」


楽しそ…


あー…やきもちはどうしようもないね。


私は拓君を見る。


「おじさんもう一回。」


拓君はなかなか景品を取れないみたいだ。


「拓君、もういいよ?」


「でも…」


「私、くじやりたいし。やろうよ?」


私は笑って拓君に言う。


「あー…うん。」


拓君は浮かない顔だが了解した。




「行くぞ?お前ら。」


琉に言われると私は拓君と琉達の後ろを歩いた。


琉と美佳ちゃん…カップルみたい。


あまり琉達を見たくなかった。


琉が好きなのは


美佳ちゃんなの……?



胸はずっと痛むんだ。