「はい、これで完璧。」
「あ、ありがとうございます。」
終わると喜美子さんに私はお礼を言う。
「瑞穂ちゃん可愛いわよ?」
「そ、そんなっ…」
「琉に見せて来なさい。」
や、やっぱり気持ちばれてる?
あ、そうだ。
「喜美子さん。川端さんの事どう思ってますか?」
「えっ……」
「あ、失礼な事聞いてすみません。でもなんか気になって。」
私は喜美子さんを見る。
「さあね。」
喜美子さんはにっこりと笑った。
えっ……
「お、教えて下さいよ〜」
「そのうちわかるわよ。あ、行かなくていいの?」
「あ、いけない!じゃあ行って来ます!」
「行ってらっしゃい。」
手には喜美子さんにもらった下駄と巾着。
琉達先にいるんだよね!
私は玄関に行くと慌てて下駄を履いて家を出た。
琉、うるさいだろうなぁ…
おせぇよ…とか。
でも
綺麗にしてもらった自分を見たらなんか自信がついた気も。
琉の反応がすごくすごく気になる。
転ばないよう気をつけて私は神社に向かった。
「………あ!」
境内の前には琉と拓君と拓君の妹さんらしき女の子が先にいた。
神社に一番遅く着いた私。
…ってか
拓君の妹さん可愛い。
浴衣似合ってる。
なんか負けてそ…
………あ、早く行かなきゃだし。
「ごめん!遅くなった!」
私はそう言ってみんなの所へ。
すると
拓君と琉はボー然として私を見る。
あれ?
私、変かな。
喜美子さんにちゃんとしてもらったけど。
何?
すると
「瑞穂ちゃん可愛い…」
「えっ……」
拓君が一番に言った。
た、拓君…
だけど
「遅い。行くぞ。」
琉は感想なし。


