あー…ドキドキだよぅ…
「おい、瑞穂帰るぞ。」
「は、はい…」
私と琉は帰ろうとする。
学校…終わり。
「瑞穂、バイバイ!今日頑張って!」
「あ、うん。奈美バイバイ」
奈美は笑って私に手を振った。
あー…奈美ぃ〜
「瑞穂、何が頑張れなんだよ?」
隣にいた琉が私に聞く。
「あはは…女同士の秘密。」
「は?わけわかんねぇ。」
琉は首を傾げながら言った。
本当に私…奈美の言う通り
告白…するの…?
マジで。
「琉様、瑞穂さん。お乗り下さいませ。」
「おう。」
「あ、はい。」
校門の前に着くと川端さんが運転する車に乗り送ってもらう。
「瑞穂、また膝貸せ。」
「は?」
車に乗り込むなり琉が言う。
「眠いんだよ。」
「はい…」
琉はまた私を膝枕にして眠る。
「マジ寝心地良い。」
――ドキッ…
琉がこんな事するのは私にだけなのかな?
ねぇ琉…
好きな人に告白本当にするの?
もし私がフラれて
好きな子と付き合ったら辛いよ。
琉はこんな事もしなくなって
私から離れちゃうかも。
意地悪でむかつく嫌なやつだけど
好き……なんだ。
離れると寂しくなると思う。
幼なじみでご主人様にしか思えない状態だったらよかったな。
好きになったら傷つく事もあるし。
普通に幸せでいたいのに。
琉を好きだけど前向きにはなれない。
もやもやしてる。
琉とは普通に楽しくしてたいのに。
琉の本当の気持ちと好きな人の存在を知っちゃったから。
奈美…。
こんな私が
琉に想いなんて伝えられるのかな?
琉を見ると私の膝の上で爆睡中。
好きに気付くの遅かったかなぁ…。


