幼なじみはご主人様!?








「おい、瑞穂着いたぞ。」


「あー…うん。」


琉に言われると私は琉と車を出る。



琉が川端さんと話してる間


ずっとぼーっとしてた私。


お祭りの事を考えてた。





「瑞穂、荷物持ちやがれ。」


「はい。」


琉の重たい荷物を私は持たされた。


琉〜。



「瑞穂、今日はよ。俺、拓と先に神社行くから。」


「はい?」



琉を私は見る。


「ばあさんが女の用意はかかるって言ってたから。着替えと暇つぶしに拓の家に。」


「そ、そう。」


「だから約束の時間に瑞穂一人で来い。」


「あ、うん。」


「ま、瑞穂の浴衣姿楽しみにしといてやるよ。」


「なっ…何それ〜」


「はは。ま、瑞穂には色気はねぇだろうけど。」



「ひど。」



「あはは。」


琉は笑う。



もう〜


でも


お祭りなんかドキドキだな。


「俺の浴衣も期待しろよ?」


「は、はぁ?」


「絶対惚れる。」


絶対…ってねぇ。



私は琉と教室に向かう。


今日はなんだかドキドキな一日かも。











〈ガラッ〉


「おはよ〜」


「おはよう琉君!」


「おはよっ…琉。」


クラスに入るとみんなが琉に挨拶。


「おはよ〜」


琉と離れて私はいつものように友達の所へ。


すると


「あ、瑞穂。今日ファイト!」


奈美が笑って私に声をかけた。


「う、うん。」


奈美は応援してくれてる。


でも私


大丈夫かな?




学校はいつもと同じだった。


たまに琉にパシリに使われて友達と騒いだり、授業中寝そうになったり。


学校自体はとくに変わらない。


ただ拓君とはあの日以来話さないだけで。



お祭りの事を色々考えながらも学校生活を私はいつものように過ごしてく。


学校はそんな調子で終わる。