ほとんど無理やり、背中に乗せられたけど、
あたしがくじいた方の足は、優しくカバーしながら保健室まで背負って連れて行ってくれた。
運んでくれている途中、「重くない?」と聞いたら「全然っ、むしろ軽いって」と笑って彼は答えたけど、絶対重かったよね。こんな時のためにダイエットしておけば良かった。……でも、こんなことがあるなんて思わなかったし。仕方がないか、と軽く息を口から吐いた。
足をくじいたせいで帰るのが少し遅くなりそうだから優姫には、先に家に向かってもらう事にした。
不幸な事に保健室に先生は居なくて、
「責任持って、俺が手当てするから」と名前も知らない彼が手当てしてくれるみたいで。
彼が手当ての道具を探しているうちに
理矩にメールしとこうと思って携帯を開くと、新着メールが一件。
誰だろう?と思い、メールを開くと
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別にないけど、
何で?
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あたしがさっき理矩に送ったメールの返信だった。
あたしは手早く返信メールを作成する。
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色々あって、
家に優姫が行くと思うから
来たら入れてあげて
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何の迷いもなく送信ボタンを押し携帯を閉じると、ちょうど彼が道具を手に戻ってきた。
