春夏秋冬

「でもさ、やらない誰かさんよりは全然いいんじゃない?」



玲へ反撃し始めた時、






ガラガラーーー




「おーい、席につけ~!」





先生がだいぶ遅れて教室にきた。





玲は勝ち誇ったような笑みで私を見る。






私は玲を睨み、先生を睨む。






先生を睨んだとき、目が合った。





先生はとっさにヤバイと言う顔をして目を反らした。






私もプイと顔を反らしていた。