「あっ」
棚に手を伸ばして。
私は動きを止めた。
同じタイミングで伸びた腕。
スーツの袖口から見えた指先が微かに触れた。
「最後の1個なの!譲って」
どうしても、食べたかった豆腐。
触れた指先よりも、豆腐。
棚に手を伸ばして。
私は動きを止めた。
同じタイミングで伸びた腕。
スーツの袖口から見えた指先が微かに触れた。
「最後の1個なの!譲って」
どうしても、食べたかった豆腐。
触れた指先よりも、豆腐。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…