その日の放課後
あたしは綾と一緒に帰りながら話をした
もちろん話題は池尻くん!

綾があたしに言った
「何時まで休むのかな アイツ?」

わからないと言うようにあたしは首を振った…

あたしは綾に言った
「ところで作戦の事なんだけど 綾の言うとおりにすることなんてムリ…
あんなの綾だから出来るかも知れないけど あたしは心臓破裂しちゃうよ!」

あたしがそう言うと綾は ハタと気づいたようにあたしを見た

その後 なんと爆笑してくれちゃった!
何なのよ! それっ?

すんごいムカつくんですけど!!


あたしがすごい目でにらむと 綾は笑いがたえないというようにこう言った

「ぎゃはははっ
ごめん ついね…
そういやあんた初心者だったんだよね?そんなのにいきなり上級者のテクは無理よね?
悪かった 謝る 謝るごめん ごめん(笑)」

でも それでも笑ってるじゃん!!

あたしが立ち止まると綾も立ち止まった
綾があたしに言った
「了解 作戦変更だねだね?
では お子ちゃまの為に まずお友達から始めましょうってやつからにしよ
OK?」

あたしは綾に言った
「お子ちゃまだけ余計だよ!」

綾が言った

「あんまり怒らないの
謝って