ちょっと肌寒い9月の後半

日差しが当たる窓際、
「あ~、気持ちいい~。」

私の名前は木ノ本 雪<kinomoto yuki>
日向ぼっこが大好きなんだ!

「雪~!話があるから来て頂戴!!」
「は~い。」

なんだろう。。。
リビングに行くまでに親の紹介をするね。


木ノ本 竜也<kinomoto tatuya>
私の親父で超シスコン!
今日は仕事でいないから大丈夫だけど、いつもならすぐ抱きついて来るからうざいんだよ、、、。
世界1の組「木ノ本」組の組長。

木ノ本 美桜<kinomoto mio>
私の母さん、元レディースの総長で怒らすと怖いの、、、。
今は経済界でトップの「木ノ本」グループの社長だよ!


リビングに到着~!
ガチャ、「何?母さん。」
美「さっそくだけど、雪には高校に行ってもらいます。」

は?えーーーーー!!!

雪「まじっすか?私、もう大学卒業したよね?」

そう、私は去年アメリカの大学に卒業しているの。
だからもう勉強しなくていいはずだよね?

美「だって雪はまだ16よ?高校生活楽しまなくちゃ!あっ、もう手続きはしたから。」

はいーーーー!?仕事早すぎでしょ!?
ウーン。。。まぁ、もう手続きしちゃったし、、、まっ、いっか。

雪「わかった。でも、名字ぐらいは変えるでしょ?」

いちよう、親が組長と社長だからね?それは隠さないと。

美「ええ。名字は“夜桜”よ。いいでしょ?」

“夜桜”か~。うん!いいね。気にいった。

美「学校は明日からね。はい!これ。」

??

雪「何?これ。」
美「制服よ。明日起きたらこれに着替えて降りてきてね。」
雪「は~い。」

たしかにこの制服カワイイ//
明日が楽しみ~。
高校の名前も知らないまま私は窓際で寝てしまったzzz。