美鈴がオレの横をすり抜け、

七海の前に・・・


後ずさりする七海。


バンッ!

七海の横すれすれに、

美鈴の足が・・・


コワッ・・・


「私の透哉に手なんか出したら、

許さないから」


笑顔で言ってのけた。


青ざめる七海。


「わ、わかったわよ・・」


逃げるように帰って行った。


・・・おみごと。