「そんなに慌てなくても、

疑われるわけないよ」



私を引っ張り抱きしめた。



「オレが病気になったら、

ちゃんと看病してね、看護婦見習いさん」



「もう!からかわないでよ!」


私は軽く透哉の胸を叩いた。



チュッ!


透哉が私にキスをした。


…もう何度キスをしたことか。