あんたなんか大っきらい!!

──────

「んで?うまくいったの?」

放課後

ジューとジュースを飲みながら

聞いてくる遥ちゃん

「まぁ・・・放課に教えるから・・・

待っててって」

それと同時に扉が開いた

「あの・・・」

「あっ!!うわっ!?」

そこには

少し前髪が長めで

どっちかというと

暗めの・・・

要するに先ほどの男の子がいた

「じゃああたし帰るわー」

「え・・・ちょっ・・・」

弥生の静止も聞かず

スタスタと

出て行ってしまった遥

(なんでーおいてかないでよぉ)