私の恋

「ありがとうございます。あけていいですか?」


お母さんは頷いて、
闘次はプレゼントをあけた。


中にはイヤホンとサッカーボールが
入っていた。


『あー、だからお母さんいろいろ質問して来たんだ、私に!』


「まぁね、どう?気に入った?闘次くん。」


「はい!ありがとうございます。
弥生もありがとうな。」


と闘次は私の頭を撫でた。


なんでか、私の顔みるみるうちに
真っ赤になっちゃって


「弥生、なに照れてんの?」


と姉ちゃんが茶化してくる。