……。
その後、大雅さんは「やっぱねみぃから寝るー」と部屋を後にし、それと同時に私も部屋から出ることにした。
朔也さんと健吾さんはその後しばらく何か話していたらしいけど、私はそんなことも知らずにあっという間に眠りに落ちた。
……。
そして、翌日。
「……おはよーございます」
「あぁ、おはよーさん」
全員が集まるリビングに、一番最後に来た私。
一番最後まで寝てしまってたみたい…。
「真由ちゃん、俺らそろそろ帰るから」
「…え?皆さんもう帰っちゃうんですか?」
「ん。居れば居るだけ散らかす馬鹿が居るからな」
ガハハ、と豪快に笑う健吾さんの視線の先には大雅さん。
視線を向けられた大雅さんは「悪かったねー」と悪びれた様子もなく笑い、髪の毛をかき上げる。
「まぁ散らかすとかそういうのは置いといてー、実は俺めっちゃ忙しいんだよね。
いやーモテる男は辛いねー」
「…はぁ、そうなんですか…」
…んー…、大雅さんは、女の子と何か約束してる。ってことかな?
そのまま、ニコニコしながら部屋を出ていった。
「私はこれから健吾さんとデート!」
「と言うか俺はただの荷物運び」
なんて言って笑う健吾さんと優ちゃん。
優ちゃんは「そんなことないよ?」とちょっとだけ怒った顔をしたけれど、健吾さんは相変わらず笑ってる。
そのまま、何か言い合いをしながら二人も部屋を出ていった。
「じゃあ、俺も行く」
最後まで残ってた朔也さんも、カバンを持って歩き出す。
「朔也さんも、何か用事があるんですか?」
そう聞いた私に、朔也さんは曖昧な笑みを浮かべた。
「俺がここに居ると、まずいだろ?」
「へ?」



