【完】校内1のイケメンに恋をした!! 2



……。


その後、大雅さんは「やっぱねみぃから寝るー」と部屋を後にし、それと同時に私も部屋から出ることにした。


朔也さんと健吾さんはその後しばらく何か話していたらしいけど、私はそんなことも知らずにあっという間に眠りに落ちた。




……。




そして、翌日。




「……おはよーございます」

「あぁ、おはよーさん」


全員が集まるリビングに、一番最後に来た私。

一番最後まで寝てしまってたみたい…。




「真由ちゃん、俺らそろそろ帰るから」

「…え?皆さんもう帰っちゃうんですか?」

「ん。居れば居るだけ散らかす馬鹿が居るからな」


ガハハ、と豪快に笑う健吾さんの視線の先には大雅さん。

視線を向けられた大雅さんは「悪かったねー」と悪びれた様子もなく笑い、髪の毛をかき上げる。


「まぁ散らかすとかそういうのは置いといてー、実は俺めっちゃ忙しいんだよね。
いやーモテる男は辛いねー」

「…はぁ、そうなんですか…」


…んー…、大雅さんは、女の子と何か約束してる。ってことかな?

そのまま、ニコニコしながら部屋を出ていった。




「私はこれから健吾さんとデート!」

「と言うか俺はただの荷物運び」


なんて言って笑う健吾さんと優ちゃん。

優ちゃんは「そんなことないよ?」とちょっとだけ怒った顔をしたけれど、健吾さんは相変わらず笑ってる。


そのまま、何か言い合いをしながら二人も部屋を出ていった。




「じゃあ、俺も行く」


最後まで残ってた朔也さんも、カバンを持って歩き出す。




「朔也さんも、何か用事があるんですか?」


そう聞いた私に、朔也さんは曖昧な笑みを浮かべた。




「俺がここに居ると、まずいだろ?」

「へ?」