【完】校内1のイケメンに恋をした!! 2



――…と、言いかけた時。

健吾さんが「あぁ思い出した!」と笑って朔也さんを見た。

そして二人は笑顔のまま私を見て、言う。






「「ハンバーガーにピクルスは必要か否か」」


………。

え?




「えっと…あの、そんなことで喧嘩したんですか?」

「うん、“そんなこと”で大喧嘩。
ひと月以上口聞いてなかったかもしれない」


…ハンバーガーの、ピクルスで大喧嘩…。

まぁ、「あの二人らしい」と言えばそうだけど。 でも…、


「巻き込まれた俺らは大変だったよなぁ」


…やっぱり、そうですよね…。




「龍輝を宥めるのは簡単だったけど、大雅はなかなか難しい奴で。
いつも一緒だったのに、その時の大雅は一人で居ることが多かった」

「あの…、その後二人はどうなったんですか?」


「んー、龍輝が歩み寄って大雅が折れた。かな。
というか、その時の龍輝は何で喧嘩してたかを忘れてたみたい。

今まで口聞いてなかったのに、ある日突然“メシ食いに行こう”って大雅を誘って。
で、行った先がまさかのハンバーガーショップ。

大雅はすっごく呆れてたけど、でも笑ってた」


…あはは。

それもあの二人らしい、っていうか、龍輝さんらしいなぁ…。




「それからのアイツら、それまで以上に仲良くなったよなぁ。
龍輝と朔也をしょっちゅうからかってた大雅だけど、俺から見りゃあ龍輝と大雅がデキてるように見えた」


健吾さんのそんな言葉に笑う朔也さん。

と、その時。