「…歩きながら話さない?
龍輝や朔ちゃんのこと、あんまり待たせたくないし」
……朔也さんも、関わっているの…?
「…わかりました、行きます」
…そんな風に言われたら、「行かない」なんて言えない。
……。
簡単な準備を済ませ、部屋を出る。
公園までは歩いて5分くらい。
その短い時間の中で、大雅さんは言う。
「龍輝と連絡が取れたのが昨日。
アイツ、なんかすげー忙しかったんだって。
でさぁ、アイツ自分からはあんまり連絡しない奴じゃん?
だから携帯の電源切ってたことすら忘れてたらしい。
“連絡無いなぁ”っては思ってたけど、忙しかったから連絡出来なかった。って言い訳された」
……そうだったんだ。
忙しかった、って、龍輝さんが何をしてたのはわからないけど…、でも、何も無くてよかった…。
何か事件に巻き込まれたんじゃないか?という不安が消えたことが、素直に嬉しい。
「…まぁその件は俺と朔ちゃんでシメといたから、もう大丈夫。と思いたい」
「あ…はい…」
「で、本題」



