――…朔也さんの体が私に触れる前に止まり、そして離れていく。
「…何かあったら連絡して。
今度は隠さずに、ちゃんと言って」
「あっ…」
「おやすみ」
……朔也さんはそう言ったかと思うと、あっという間に窓から出ていった。
ドキ ドキ ドキ....
ズキ ズキ ズキ....
…心臓の動きが安定することはなく、時間だけが過ぎていく。
“キスは大切なものだと思ってる。”
“たかがキスでそんな悩む?”
朔也さんと、大雅さん…。
正反対な二人の言葉、そして表情や動作が私の心を乱していく…。
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