【完】校内1のイケメンに恋をした!! 2



「先輩のことも元カノのことも、今はもうどうでもいい」


…唇が首筋へと移動していき、柔らかな髪が鼻をくすぐる。




「今日は俺と一晩中一緒だけど、どうする?」

「ど、どうって…」


「キスだけで終わりたい?それともその先に進みたい?」

「…っ……」


き、聞き方がストレート過ぎるんですけどっ…!!




「あ、あの、私っ…着替えとか全然何も持ってないんでっ…何か買いに行きません…!?」



咄嗟に離れてそう言うと、龍輝さんはふっと小さく笑って髪の毛をかき上げた。


「じゃあ、出かける準備してくるから待ってて」


ぽんぽん、と私の頭を叩いてから立ち上がり、部屋を出ていった。



ドキ ドキ ドキ....


ストレートな龍輝さんの言葉に、心臓の動きはいつまで経っても落ち着かない。


そうだよね…一晩中一緒なんだから、“そういうこと”を“する”可能性があるんだよね…。

いつもみんなと一緒だったから、今まで一度もそんな空気になったことが無かったけど。
でも今日は、ずっとずっと龍輝さんと一緒なんだ…。


うわ…どうしよう…。

今更ながら緊張してきたっ…。






「真由、行くよ?」

「あっ…はい!」


ドアの方から聞こえた声に大きく返事をし、すぐに駆け寄る。

龍輝さんは凄くラフな格好だけど、凄く似合ってて凄くカッコイイ…。


この龍輝さんと、ずっと一緒なんだ…。




「今日はマジで一線を越えちゃうかもな?」

「…っ……」


そんな言葉にドキドキは更に増していき、いたずらに笑う龍輝さんの顔をそれ以上見ることが出来なかった。