「…っ……」 真っ直ぐで力強いその言葉に、何も言えなくなる。 龍輝さんは怒ったような呆れたような、それでいてなんだか悲しそうな…なんとも複雑な表情(かお)で私を見つめている。 …そして、小さく言う。 「…優んとこに泊まるって親に言えば平気だろ」 ……その言葉にノーとは言えなくて…、私はその日、初めて龍輝さんの部屋に泊まることとなった。 ……。 そしてそれから30分が経過し…、 「………」 「………」 …私と龍輝さんは、無言のまま隣同士で座っていた。