「なぁー、もう帰っていいんじゃねーの?先生行っちゃったし。戻ろーぜ」
「副会長の言う、通り……。早く教室に戻って佑香といちゃつきたい」
滝夜の一言で皆がぞろぞろと立ち上がって、部屋を出ていく。
てかリアルホラーくん。戻りたいっていう動機が不純なんだぜ!
教室までの道のり。
栗原さんと2人きりで歩いている俺。
なんでだ、なんで滝夜はこの!今の!時間帯に校長室による予定があったんだよ!!
めちゃくちゃ気まずいぞコノヤロー!
「あの佐藤って女…殺す」
「さらっと殺人宣言しないでください!なんで佐藤さんが殺されなきゃいけないんですかっ」
栗原さん、さっきからずーっと下向いて爪噛んで舌打ちしまくってるんだよぉ!!
怖いし気まずいし、どーしたらいいんだよ!
しかも今、殺人宣言しちゃったし!
なんだよ、どんだけ滝夜ラブなんだよ!アナタ様もヤンデレ組に入っちゃったんですか!?
「そんなの、理玖に惚れたって言ったからに決まってるだろ。ライバルだぞ?ムカつかないでいられるか。
虫、お前も私の気持ちが分かるだろ?性別は違えど想いは同じなんだから」
「いやいやいや、待ってください。俺は滝夜をそーゆー目で見てませんから。
ってこれ、俺ずっと言ってますよね!?いい加減覚えてください!」
俺がこう言うと、栗原さんはまた舌打ちをした。
あぁーもー!!怖いんだってば!俺なにも悪い事してないっ!
アイム ノット バッド ボーイ!(I’m not bad boy)
「…まぁいいか。佐藤は願っても叶わないからな」
「え、どーゆーことですか?」
「私は願えば叶うんだ。それぐらい理解しろ」
いえ、理解できません。
なんで佐藤さんは叶わなくて栗原さんは叶うんだ?
もしかしたら、滝夜と栗原さんの間には、俺の知らない事情があるのかも知れない。
「分からないのか?本当に虫だな。
…まぁ教えてやる。
私は、私が動けば願いが叶うんだ。理玖が嫌がっても無理やり押し倒せば叶うんだ。
分かったか」
「いえ、分かりません」
全くもって分かりません。ますます理解不能です。
…えーと、滝夜が栗原さんを押し倒すんじゃなくて、栗原さんが滝夜を押し倒すと。
つまりは攻める女だと。
…まじか。
いや、別に攻める女ってことは引かない。引かないんだぜ?
ただ、これで滝夜が栗原さんから逃げる本当の意味が分かったから。ちょっと、いやかなり、滝夜に同情しただけだから。
さっきの『まじか』はそういう意味だから。
「だって考えてみろ?いつもはあんな堂々とドヤ顔してるようなイケメンが、私に追いかけられたりキスしかけられると、真っ青な顔して逃げるんだぞ?
そんな事されたら、追いかけてでも捕まえたくなるじゃないか」
ならないっす。捕まえたくならないっす。
滝夜、お前ほんと可哀想だよ。
でもちょっと贅沢だぞ。栗原さんみたいな美形、そうそういないのに。
されたい訳じゃないんだぜ?それは断固拒否。お断りするんだぜぃ。
「副会長の言う、通り……。早く教室に戻って佑香といちゃつきたい」
滝夜の一言で皆がぞろぞろと立ち上がって、部屋を出ていく。
てかリアルホラーくん。戻りたいっていう動機が不純なんだぜ!
教室までの道のり。
栗原さんと2人きりで歩いている俺。
なんでだ、なんで滝夜はこの!今の!時間帯に校長室による予定があったんだよ!!
めちゃくちゃ気まずいぞコノヤロー!
「あの佐藤って女…殺す」
「さらっと殺人宣言しないでください!なんで佐藤さんが殺されなきゃいけないんですかっ」
栗原さん、さっきからずーっと下向いて爪噛んで舌打ちしまくってるんだよぉ!!
怖いし気まずいし、どーしたらいいんだよ!
しかも今、殺人宣言しちゃったし!
なんだよ、どんだけ滝夜ラブなんだよ!アナタ様もヤンデレ組に入っちゃったんですか!?
「そんなの、理玖に惚れたって言ったからに決まってるだろ。ライバルだぞ?ムカつかないでいられるか。
虫、お前も私の気持ちが分かるだろ?性別は違えど想いは同じなんだから」
「いやいやいや、待ってください。俺は滝夜をそーゆー目で見てませんから。
ってこれ、俺ずっと言ってますよね!?いい加減覚えてください!」
俺がこう言うと、栗原さんはまた舌打ちをした。
あぁーもー!!怖いんだってば!俺なにも悪い事してないっ!
アイム ノット バッド ボーイ!(I’m not bad boy)
「…まぁいいか。佐藤は願っても叶わないからな」
「え、どーゆーことですか?」
「私は願えば叶うんだ。それぐらい理解しろ」
いえ、理解できません。
なんで佐藤さんは叶わなくて栗原さんは叶うんだ?
もしかしたら、滝夜と栗原さんの間には、俺の知らない事情があるのかも知れない。
「分からないのか?本当に虫だな。
…まぁ教えてやる。
私は、私が動けば願いが叶うんだ。理玖が嫌がっても無理やり押し倒せば叶うんだ。
分かったか」
「いえ、分かりません」
全くもって分かりません。ますます理解不能です。
…えーと、滝夜が栗原さんを押し倒すんじゃなくて、栗原さんが滝夜を押し倒すと。
つまりは攻める女だと。
…まじか。
いや、別に攻める女ってことは引かない。引かないんだぜ?
ただ、これで滝夜が栗原さんから逃げる本当の意味が分かったから。ちょっと、いやかなり、滝夜に同情しただけだから。
さっきの『まじか』はそういう意味だから。
「だって考えてみろ?いつもはあんな堂々とドヤ顔してるようなイケメンが、私に追いかけられたりキスしかけられると、真っ青な顔して逃げるんだぞ?
そんな事されたら、追いかけてでも捕まえたくなるじゃないか」
ならないっす。捕まえたくならないっす。
滝夜、お前ほんと可哀想だよ。
でもちょっと贅沢だぞ。栗原さんみたいな美形、そうそういないのに。
されたい訳じゃないんだぜ?それは断固拒否。お断りするんだぜぃ。

