[凛李愛side]
冬休みが終わり、今日から3学期が始まる。
篠宮 莉央と付き合ってから初めての登校日。
早起きしていつもより時間をかけて身支度をした。
「〜♪」
軽い足取りで学校へと向かう。
「あ、凛李愛ちゃん!」
「え?」
学校の門をくぐった時にかけられた声。
「クリスマスイブの日はありがとね〜」
「あぁ!いいえ〜」
奏汰の友達の男子3人だった。
「これから仲良くしよーよー」
「今日の放課後カラオケ行かない?」
「凛李愛ちゃんの歌聞いてみたいな〜」
「え、あの、あたし…」
「あ!そういえば俺らLINEも知らないじゃん!」
「そういやそうだったな!交換しよ〜♪QRコードでいー?」
そう言ってスマホを取り出す3人。
あたしこの3人とLINE交換したくないのだけど…
「凛李愛ちゃん?」
みんなスマホを取り出そうとしないあたしを不審に思い始めたみたい。
「その…あたし…」
どうしよう…
こういう時、なんて断ればいいの…?
「凛李愛」
その時、後ろから名前を呼ばれ、肩に手を回された。
「はよ…何してんの?こんなとこで」
「篠宮 莉央…お、おはよ////」
「篠宮じゃん!久しぶり♪今凛李愛ちゃんとLINE交換しようとしてたとこなんだけどさ」
「ふーん…」
明らかに声のトーンが変わった篠宮 莉央。
「あの、あたしLINEは…」
「こいつ俺の彼女だから、そーゆーの諦めてくれる?」
篠宮 莉央は笑って言ったけど、目が笑っていなかった…
「え、あ、そうなの!?」
「桜妃学園のビッグカップル誕生じゃね!?」
「付き合ってるとは知らなくて…凛李愛ちゃんごめんね?」
そう言って3人はどこかに行った。
「ありがと…」
「ん、どーいたしまして」
それから学園中にあたしたちの噂が広がるのは一瞬だった。
冬休みが終わり、今日から3学期が始まる。
篠宮 莉央と付き合ってから初めての登校日。
早起きしていつもより時間をかけて身支度をした。
「〜♪」
軽い足取りで学校へと向かう。
「あ、凛李愛ちゃん!」
「え?」
学校の門をくぐった時にかけられた声。
「クリスマスイブの日はありがとね〜」
「あぁ!いいえ〜」
奏汰の友達の男子3人だった。
「これから仲良くしよーよー」
「今日の放課後カラオケ行かない?」
「凛李愛ちゃんの歌聞いてみたいな〜」
「え、あの、あたし…」
「あ!そういえば俺らLINEも知らないじゃん!」
「そういやそうだったな!交換しよ〜♪QRコードでいー?」
そう言ってスマホを取り出す3人。
あたしこの3人とLINE交換したくないのだけど…
「凛李愛ちゃん?」
みんなスマホを取り出そうとしないあたしを不審に思い始めたみたい。
「その…あたし…」
どうしよう…
こういう時、なんて断ればいいの…?
「凛李愛」
その時、後ろから名前を呼ばれ、肩に手を回された。
「はよ…何してんの?こんなとこで」
「篠宮 莉央…お、おはよ////」
「篠宮じゃん!久しぶり♪今凛李愛ちゃんとLINE交換しようとしてたとこなんだけどさ」
「ふーん…」
明らかに声のトーンが変わった篠宮 莉央。
「あの、あたしLINEは…」
「こいつ俺の彼女だから、そーゆーの諦めてくれる?」
篠宮 莉央は笑って言ったけど、目が笑っていなかった…
「え、あ、そうなの!?」
「桜妃学園のビッグカップル誕生じゃね!?」
「付き合ってるとは知らなくて…凛李愛ちゃんごめんね?」
そう言って3人はどこかに行った。
「ありがと…」
「ん、どーいたしまして」
それから学園中にあたしたちの噂が広がるのは一瞬だった。